ついに数日間怯えに怯えまくっていた自己血貯血の日がやって参りました。。。。
簡単に説明すると、私は40歳の高齢出産になるのですが、そのせいなのか、不妊治療で授かったからなのか通常の妊娠では子宮の上部にあるはずの胎盤が子宮の下部分にある前置胎盤になってしまいました。
そんな前置胎盤の中でも4種類あって
レベル1=低置胎盤(胎盤の位置がやや低めだけど子宮口にはかかっていない)
レベル2=辺縁前置胎盤(ほんの少しだけ胎盤が子宮口にかかっている)
レベル3=部分前置胎盤(半分程度胎盤が子宮口にかかっている)
レベル4=全前置胎盤(がっつり胎盤が子宮口を覆っている)←私はこれ
なんと私の場合は最悪なことにレベル4の全前置胎盤になってしまったので、出産は37週(もしくは36週)での帝王切開になるのだそうです。
それも通常の帝王切開とは違って、前置胎盤の場合の帝王切開は大量出血するリスクがとっても高いのだそうです。多い人だと2Lとか出血しちゃうんだって((汗)
なので、大量出血したときの輸血に備えて自分の血を事前に抜いて病院で貯めて置くのが「自己血貯血」といいます。
この自己血貯血は、病院によって600mlだったり、800mlだったりとストック量は様々なようですが、私の通っている総合病院は300mlを2回抜いて合計600ml貯めるそうです。
足りるのかなあ〜〜。
そして事前に調べた情報ではこの貯血際に使う針がものすごく太くて、ものすごく痛いんだって・・・その噂を聞いてネットで「自己血貯血 針」とかかなり検索しちゃったんだけど、箸みたいに恐ろしい太さの針の画像ばっかり出てくる。。
これを書いている今は無事貯血が終わったのですが、これからやる方のためにそんな恐怖の日当日のレポートをしてみたいと思います。
【自己血貯血 前日】
特にすることはなく、血を作るために1週間ほど飲んでいる”鉄剤”を朝晩1錠づつ飲むだけでOK。
【自己血貯血 当日】
12時30分:事前の採血(結果が出るまで30分ほど)
13時:診察 いつもどおりお腹のエコーと経膣エコー(ちびは元気もりもりでウゴウゴ〜)ホッと一安心。
13時30分:採血結果OK→いよいよ自己血貯血へ。
【私の貯血】
癒着も見られないため2回に分けて300ml×2=600mlを貯めておいて出血が多かった際に使用する。
血を300ml一気に抜くので赤ちゃんの変化を見ながら血を抜いていきます。そのため赤ちゃんの心拍を確認しながら貯血していくためNSTを装着。(元気すぎてなかなか心拍が安定して取れる場所が見当たらず10分もかかる笑)
いよいよ恐れていた針を刺す。看護師さんが普段の採血とは違う真っ茶色の消毒を右腕全体にじゃぶじゃぶ塗りたくって針や諸々の準備が完了する。いつも採血センターで採血するときと同じで看護師さんが行うと思っていたけど「先生お願いします〜」の声とともに担当の可愛い女医さんが登場。
先生が行うんだ・ω・とちょっと驚き。とともに先生って普段診察ばっかりで採血とかしないよね?え、こわいうまいのかな?看護師さんのほうが上手なんじゃないかな?とか不安と思考が駆け巡る・・・。あ
そんな事を考えているうちに「刺して行きますね〜」と恐れていたぶっとい針が登場(汗)パッケージを見ると20G文字。20か‥24とかが良かったな…私血管細い、深い見えないで採血しづらいよ先生・・?
事前の私のリサーチによると基本的には自己血貯血の場合に使用する針は20G(ゲージ)~24Gの間を使用するみたい。沢山の有名病院のhpやそこで貯血した人のデータをチェックした結果、血管が細い人は22〜24Gの普通の注射に使用する針みたい。20G〜は結構太めで痛みも強め、18Gはかなり太めで激痛らしい。
そしていよいよ女医さんが針をブスッ。・・・え?全然痛くない・・え??刺した?針刺した?すっごい・・不妊治療時代から今日の採血までどんなベテラン看護師さんでも私の血管を探すのにはかなり苦労して2〜3回は針を刺し直したり絶対失敗するのに。
女医さんは少し腕をさすって、ここで行きますね〜って太い針をぶすっと。一発でピューって血が出てきたし痛くない。
医者ってすごい。やっぱりお医者さんはお医者さんなんだ。と驚いた。
そこからは看護師さんが300ml採血できるまでずっとつきっきりで血の出具合とちびの心拍を確認してくれて無事完了。
結果、20Gの太い針でも上手な医師だとなんにも痛くないので不安になりすぎずに安心て臨んでOK!終了後に入院時の説明などを受ける予定だったけど女医さんは急遽緊急手術が入ってしまって(帝王切開の)行っちゃったので次回入院時の説明を主人と一緒に受けることに。
ホッと一安心でお会計して(高かった〜〜〜)旦那くんと合流して頑張ったご褒美に美味しいご飯を食べて帰宅(;´∀`)
自己血貯血は痛いという人もいますが私は採血がとってもしにくい腕ですが全然痛くありませんでした☆彡