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体外・顕微受精(ART)

BT7 いよいよKLC判定日

おはようございます。今日はいよいよBT7の判定日がやってきました。でも不安です。

とういうか今回もだめな気がしてならない。ここ1年以上治療垢を始めて、そしてTwitterにへばりついていて感じたことがあって。だめかも…だめかも…ってつぶやいてたり不安になって色々検索魔になっている方は陰性が多いように感じたのよ。

そして今回は絶対着床している!ってポジティブに考えてる方々は移植後〜判定日までそんなにつぶやいていなくて(多分Twitterの沼から離れている)そして陽性だったという人が多いなあ〜って感じていたの。

だから今回は、全くなんの症状も無いし、前回陰性だった時と何も変わらない症状で不安だったけどTwitterなほとんど見ないで、毎日朝早起きして散歩して公園で緑を眺めて1時間ボーッとしながら”リラックス”のヒーリングミュージック聞いて過ごした。

鶏がなく音や川のせせらぎみたいな音楽のアレ(笑)だって、なんだかリラックスが一番いいって聞いたから。

そんなこんなで移植から7日。やっと迎えたBT7の加藤さん。

11ジに予約をしていて、到着はちょうど11ジ。

受付を済ませて即10階の採血センターで採血。

この採血ですべてがわかるんだ…そう思うとすごく複雑な気持ちに。「お願い。。」どうか…とこのタイミングで祈っても意味がないのに祈ってみる。

そして採血のお姉さん‥過去一番下手だった…((泣))私の血管って見えにくくて毎回採血姉さん達が、叩いたりさすったりして苦戦するのだけど。

でもね、5人に1人ぐらいはなんにも言わずにちょこっとさすっただけでプスッと刺して(刺すのも上手くて痛くない)すごく上手な方がいるのよね。当たりの日。

そして今日はショートカットのお姉さんハズレの日。刺すまで5分…刺したときもその後もめっちゃ痛かった。「血管が凄く奥にあるので深く刺さないといけないんですよね〜深く刺したので痛くてごめんね」となんだか言い訳してた。

そんなこんなで無事採血が終わって、9階の待合室へ。今日は人が多いなあ〜。

今頃私の血はあーだこーだされて、検査されているんだ…今日で結果が出るんだ…と恐怖で逃げ出したい気持ちも。

そしてこんな日に限って待てども待てどもモニターに番号が映らない。

KLCは血液検査の結果が出ると、9階の待合室に◯◯番は◯階問診室へという表示が出ます。そしてKLCの判定日には噂があって…

「4階の問診室に呼ばれたら陰性」

「5階の問診室に呼ばれたら陽性」

というリアルすぎる噂があるんですよね。確かに前回の胚盤胞移植後の陰性判定のときも4階問診室に呼ばれた。1回目の新鮮胚移植で陰性だったのときは5階だったけど。初めての移植後の判定は5階なことが殆どらしい。

つまり、胚盤胞の移植後の判定日で4階に呼ばれたら「アウト」らしい。

判定日についてネットで色んな人のブログを読み漁った結果得た情報でひたすら「5階!5階に呼ばれろ5階に!!!!」と祈りながら画面を凝視して待つ私。こんなの心臓もたんわ…

そんなこんなで1時間ほど待った頃ついに私の番号が掲示板に現れた!

 

「◯◯番 4階問診室」

…………

 

最悪…最悪…最悪…もう終わったじゃん…とこの時点で泣きそうに。

4階に到着して問診前で待機。ひたすら「KLC 判定日4階」を検索しまくる。

更に「問診室に入った時に机の上にすでに検査結果の紙が置いてあったら陰性」「椅子に座った後に紙を出されたら陽性」という情報を得てしまう…。

前に呼ばれていたお姉さんが出てきて次は私の番。。問診室のドアが空いた時にちらっと中が見えた。…前回陰性判定をくれたあの”死神”の顔が見えた…。

もうこの時点で陰性を99%覚悟しついに問診室へ入る。

机の向こうには先生。机の上には血液検査の結果の紙が置いてある。遠目から目を細めて紙を見ても0という数字が見える。陰性99%覚悟がほぼ100000%になる。私ってなんでだめなんだろう。と脳内ぐるぐるしながら席につく。

紙を見る。

hcg103,8

 

 

え…と思った瞬間に死神先生が「妊娠していますね」「良い数値が出ています」と。

この瞬間に絶望と緊張と不安から解き放たれてありがとうございますといいながら号泣。。見間違いじゃない。hcg0じゃない…ありがとうございますの言葉と涙しか本当に出てこなかった。死神先生は優しく笑ってくれた。死神先生じゃなくて厳しいけれど優しいおじいちゃん先生だったことにこの時ようやく気づいた。

「次は20日に胎嚢確認です」

「はい…ありがとうございます…」

問診室を出て、用紙を見たかったけど止まらない涙と、ブルブル震えている手と真っ白な頭で何もできずソファに座って放心状態。

でも、絶対に陽性をもらったと思われる反応をだしちゃいけないココではと思いお会計を待つ。少し落ち着いて紙を見る。間違いじゃない。

早く旦那くんに電話したい。早く母に電話したい。

こんな時に限ってお会計の順番が全く回ってこない。ようやくお会計も終わって外に出るて旦那くんに電話。驚きの大声ともにおめでとうって言ってくれた。まだ安定期までわからないんだけどひとまずおめでとうと旦那くんにも伝えた。

不妊治療費を貸してくれた母にも電話した。最初のもしもしの私の声のトーンでだめだったと思ったらしくて「残念だったか…」と。

「残念じゃなかった」と伝えたら「えええええええええええ〜〜〜〜〜!?!?」「うそ!?着床してたの!?」「泣きそう〜〜!」と。それを聞いて私も涙。心配かけてたんだなー…。

でも母は看護師をしていたからここから安定日までの安心できない日が続くのもよく知っている。ひとまず安全にすごそうねってなって、夜にまた電話するとい電話を切った。

その後は移植前にお願いにいった成子天神社さまにお礼と無事出産できるように引き続きのお願いに行って帰宅。

 

無事陽性をもらうことができました。採卵2回移植3回目。ひとまず着床しました。ここからは第2、第3にステップが待っています。

胎嚢確認、心拍の確認。無事に本当に無事に進んでくれますように。

そしてKLCの判定日の噂ですが4階に呼ばれたら陰性ということは絶対に無いと私が断言させていただきたいと思います。

5階に呼ばれて陽性だった方もたくさんいます。

どっちに呼ばれたから結果が陽性、陰性ということはなく本当にただの順番なのだと思います。判定日は不安で仕方ないですが、もし着床していた場合の事を考えると4階に呼ばれたらどうしようと私のように余計なストレスを受けないようにしてほしいなあと思いました。

そして帰り道、新しい不安がどどどどどーっと押し寄せてきました。「ちゃんと育つかな…」「途中で成長止まったらどうしよう」「途中で生理来たらどうしよう」「hcg下がっていったらどうしよう」「子宮外妊娠だったらどうしよう」

恐ろしいほどの、移植後を超える不安…こんな感じになるのか…でもみんなこれを乗り越えて頑張るんだ。

信じて頑張らなくちゃ。

40歳と2ヶ月。かなり高齢になってしまいましたが頑張りたいと思います。